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夢の小径を散歩する  あちらこちら寄り道 道草    つれづれなるまま・・・・
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(その1からのつづき)

前進による改善、つまり新しい方式や工夫による改善は、もちろんはじめは感心させるも

のであるが、時の経つとともに、それらは疑わしくなり、いずれにしても高価につく。

それらは決して、全体としては人々の満足や幸福をたかめるものではない。たいてい

は、人間存在のはかない甘味料である。それはたとえば、不快な、ただ生活のテンポを

速めるだけの、そしてわれわれれに昔と比べて時間のゆとりをもたせない、迅速な報道

機関のようなものである。昔の親方(マイスター)たちは、「すべて急ぐものは悪魔の仕

業」というのがつねであった。
 
 他方、逆行による改善は、原則として、より安価でその上永続性がある。というのは、

それらは過去のより単純で確認ずみの方法に立戻って、新聞、ラジオ、テレビジョン

など、いわば時間節約のための新法案をすべてできるだけ使わないようにするからで

ある。・・・・・(途中、省略)・・・・しかしそれは理性的思考の産物ではない。むしろそれは

故意に目をなかばとじ、耳に蓋をして、存在の形を見、声を聴こうとする人にあらわれて

くるような、幻像(ヴィジョン)である。われわれの見聞の印象があまりにも鮮明すぎると、

われわれは現時点にとらわれてしまい、われらに伝わる先祖の精神が、どのような仕方

で現在を聞きわけ理解するのか、換言すれば、われわれの無意識が現在に対してどの

ように反応するのか、わからなくなってしまう。だからわれわれは、自分のうちの先祖の

構成部分がわれわれの生活と喜んで関わっているのか、あるいは逆に、嫌ってさけてい

るのかどうか、知らないままでいる。内的な平安と満足とは、個人に生まれながらに具わ

っている歴史的家族が、はかない現在の状況と調和するかどうかに、大いに左右される

のである。 (以上、ユング自伝 2より抜粋)



*先ほど、きつねの嫁入りがあったと書いたが、あれはあのとき戦争で亡くなった人々、
 残されて涙にくれた人々の涙だったのだろうか・・・・?
 あの時代を生きて彼岸へと旅立った人たちが、今の日本の現状を見たら、はたして
 何と思うだろう?
 有名な杜甫の詩に 「国破れて山河在り」という一節がある・・・・国は破れても山や河
 は変わりなくそこに在るという・・・その杜甫にしても、戦争に負けたわけでもないのに、
 国土はいうに及ばず、水や空気・海までが放射能で汚染され、安心して飲める水や
 空気、子供たちが安心して遊び回れる大地が失われてしまった今の日本の現状を見
 たら、(彼らにこんな状況が理解ができるかどうかは分からないが)、何と謳うだろう?
 おそらく彼らにはこんな事態が起こりうるという事自体、呑み込めないだろう。
 私たちにしても、彼らに言うべき言葉が見つけられないだろう。すべては人類が背負っ
 たカルマ・過去の所業の総決算だから仕方ないんですよね・・・とは言えないだろう。
 
 
 
 漂い流れる鉦の音・晴れた空から落ちてきた水滴・先人の涙・そしてユング

 
 
 私のコスモスで起こったシンクロ





 
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miriko
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カード・リーディング
趣味:
自然観察
自己紹介:

夢や夢見に興味があります。自分の見た夢が誰かの夢とシンクロしていたり、現実と重なってきたり(予知的)・・・そんな測り知れない夢の世界について語り合ったり、もう少しだけ深めることができればと思っています。
専門的な視野、夢解釈などのコメント大歓迎です。
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