2011年5月23日 参議院行政監視委員会

5月23日　参議院行政監視委員会は日本の原子力発電の歴史、また民主主義の
歴史に記憶されるべき出来事だったと、深い感銘を受けました。
参考人として出席された小出裕章氏、後藤政志氏、石橋克彦氏、孫正義氏の発言は
意義深い内容でした。

こうした真摯かつ誠実な意見のやりとりが、もっとずっと以前になされ、
国会で採り上げられていたなら、３・１１以降に起こった原発事故による災害は
未然に防ぐことができたのでないか・・・・・と悔やまれますが、
少なくとも参議院という公の場で、これまで相当な逆風に遭ってきたであろう
小出氏、後藤氏、石橋氏の気骨に触れるような発言を耳にすることができただけでも
価値あることだったと思います。
多大な命の犠牲を踏み台にしなければ、ここに至ることができなかったことは
悲しいことですが、ここからが新たな始まり(正念場）、
真のデモクラシーの夜明けであることを願っています。

Youtubeから行政監視委員会での４氏の発言のうち一部を掲載させていただきました。





その日のやりとりすべてをご覧になりたい方は、参議院インターネット中継
というサイトの５月２３日　行政監視委員会というところで見ることができます。
３時間余りの長時間になりますが、見る価値は十分にあると思います。
日常を生きながら、歴史を目の当たりにするとは、こういうことなのだと実感しました。 

参考　　　http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php